Curriculum
カリキュラム(4年間の学習の流れ)
メディア科学科での4年間の学習の流れが書かれています。
情報科学とアートの出会いが、メッセージを進化させる
「情報の生成と伝達」を担うものとして情報技術が進化を遂げるためには、
表現者、いわゆるアーティストとしての感性や想像力が不可欠です。
そのためメディア科学科は情報技術の基礎と技術を学ぶ
「システム分野」、
映像による情報表現を学ぶ
「映像分野」、
情報技術を表現の道具として学ぶ
「アート分野」、
科学とアートの新しい関係を創出する
「交流分野」
の4つの分野を視野に入れて教育・研究を展開します。
そして21世紀社会の情報伝達や表現世界を支える
「アートの心を持った技術者」や、
「技術を理解したアーティスト」を育てていきます。
カリキュラムイメージ
- 全学共通科目(4年間で44単位を修得)(1年〜4年生対象)
- 6つの科目群で構成されており、幅広い選択肢を用意。
各自の志向に合わせて「広くて多彩な科目群履修」か「まとまりのあるコース(教養コース)履修」のいずれかの履修方法で学ぶ。
- 融合領域科目(20単位を履修)(1年〜4年生対象)
- 全学共通科目と学部固有科目の相互乗り入れゾーン。
- 基礎教育科目(主に1年生対象)
- メディア科学入門
- 計算機リテラシー1、2
- 美学・美術史
- 音文化
- 心理学
- 基礎ゼミ(主に1年生対象)
- 自由選択科目(3〜4年生対象)
「全学共通科目」「基礎教育科目」「学部固有科目」などから自由に選択履修できる(フロート単位)
- 学部固有科目(必修42単位 選択18単位)(1年〜4年生対象)
-
- メディア入門(主に1年〜2年生対象)
専門のアプリケーションソフトを使いこなすための前提となる、コンピュータの操作方法や数学の基礎力を身につけます。また、4つの分野の入門を修得して、自分の進む分野を確定します。
- 計算機構成論
- 色彩学概論
- メディア・アート概論
- 線形代数学
- 解析学
- プログラミング基礎1
- 表現の基礎過程
- 造形基礎1、2
- 解析幾何学
- アルゴリズムとデータ構造
- 計算機ネットワーク入門
- コンピュータグラフィックス
- グラフィックスプログラミング
- システム分野(主に2年〜4年生対象)
- システム科学コース
- 色彩科学
- メディアプログラミング
- CADシステム論
- 計算幾何学
- メディアシステム制作
- ネットワーク、ディジタル回路コース
- 計算機ネットワーク入門
- ネットワーク論
- ディジタル回路・実験
- メディアシステム制作
- 映像分野(主に2年〜4年生対象)
- CGコース
- CGレンダリング
- CGシミュレーション
- 仮想環境構築法
- 人工現実感
- 画像処理コース
- アート分野(主に2年〜4年生対象)
- CG、映像デザインコース
- ビジュアル・デザイン論
- 視覚情報デザイン論
- ビジュアル・デザイン1、2
- 情報芸術論
- サウンドコース
- 五感と芸術
- オーディオ・デザイン1、2
- ネットワーク・アート論
- パフォーミング・アート論
- メディア・アートコース
- 情報芸術論
- メディア・アート1、2
- 空間造形論
- 空間造形1、2
- ディジタル美学
- 造形計画
- 交流分野(主に2年〜4年生対象)
- ヒューマンインターフェイス
- 学習支援システム
- 学習支援システム演習
- コミュニケーションメディア
- メディア社会学
- 協調作業の認知科学
- 人工知能とデザイン
- ゼミナール(必修4単位)(3年生対象)
- 卒業研究(4年生対象)
- 特別講義1〜6(3年〜4年生対象)
履修科目が自分の進んだ分野の科目に限定されるわけではありません。
たとえば、映像分野のCGコースとアート分野のコースを、組み合わせた履修なども効果的です。
1999.12.22.
fmiso@sccs.chukyo-u.ac.jp